昨日は珍しく彼氏の仕事が早く終わったので、私も急いでお風呂入っていつ何があってもいいようにきれいにして、彼の家に向かった。

着いたら彼はテレビを観ていて、私もなんとなく一緒に観た。
映画やってた。

せっかく時間があるからいろいろお喋りしたいと思ったけど、こういう時間もまあいいかと思って狭いソファに2人で座って静かに過ごした。
もうね、いつも時間ないからさ、寄っかかってるだけで幸せなわけ。

いきなり私の首筋を触って見つめるので、なんだなんだとどきどきしてたら、「こうやってたら考えてることわかるかなーと思ったけど、やっぱわからへんな」だって。こっちがわからへん。


お風呂に入る入ると言いながら、めんどくさがって漫画(しかも何百回も読んでる)を読み始める彼。
また睡眠時間が削られるぞ、と思いつつも、気持ちがわからないでもないので最終的には諦めて、スラムダンクの最終巻が終わるまで待って(別に私は待つとかじゃないけど。一緒に入るわけでもなし)、さっぱりしたねーと思ったら、CMでやってた「麦とホップ」が飲みたくなったらしく、買いに行ってた。

うらやましい…
別にオレは禁酒してるわけじゃないからええやん、と言われたら、まあそうだなあと思うし。一緒にいる時は飲むな、なんて言う権利はないわけで。
でもコンビニに行ってる間に私はさっさとベッドに入ってしまったので、結局は特に気にならず。彼は1人で350mlを1本飲んでたみたい。


気付いたら朝4時半くらいになってたんだけど、また1人でソファで寝ちゃったらしく!
私がロフトから覗き込んだ瞬間に目覚めたみたいで、えらく驚いていた。
そんで、やっと彼は上がってきて、ベッドで一緒に寝た。


私は昼間散々寝たのに、それでもぐっすり寝てしまう。すごい。我ながらすごい。

そんでもう6時20分。遅刻じゃん!
でも、2人共、したいわけで…

「10分ですればいいんじゃないの???」

と提案してみたら快諾した彼。
短いながらも幸せな時間。やっとピルの効果を実感する時がやってきたわ。


生々しい話ですけど、やっぱり私ってイイんだ。
こんなに気持ちがよい女は珍しいと。どんな作りになってるんだろ。
これ(ご想像にお任せします)はオレのせいじゃない、と仰っておりました。まあ急いでたしね。
私の魅力がこれだけではないことを願うばかりでございます。


そんで今日は普段の洗濯物+布団のシーツ類を全部持って帰ってきて、自分のベッドのシーツやらなんやらたくさん洗ったので、さっきやっと終わった…

ほんとは毛布も洗いたかったんだけど、もう干すとこがないし疲れた。


なんか、今までは自分の趣味とか美しいものへの価値観が合うことがすごく大事なような気がしていたんだけど、恋人になるにあたって、そこだけが重要なわけではないことをすごく感じる。
落ち込んでも、その内容を話す人やアドバイスをくれる人は他にいれば良いし、それでもしゅんとしてる時にただ横にいてくれたら、というより、横にいてくれる状況になるだけで私は元気になれるのだな。

趣味だって、違うのは当たり前だし、そりゃ一緒の趣味があったら楽しいんだろうけど、それを押し付けたり一生懸命理解してもらおうと説明したりするのは、はっきり言って無意味だよなあと思った。
話の流れで、ああ、この人はこういうことが好きなのか、とか、こういう考え方をするのか、ってわかれば、それでそこが嫌じゃなく、自然に付き合えたら、一緒にいて落ち着く相手だったら、もう充分だなあと思った。そんでそれも好きになれたら尚最高、ぐらいな。

だって、そういうの抜きにしても大好きなわけだから、いいでしょう。
説明できない何かが2人を引き合わせているのだ、きっと。
もちろん、説明できる好きなとこたくさんあるよ。
かわいい顔とかむくむくしてる手とか小さい足とか、頑張ってるとことか。他愛もない話も真面目な話も楽しいし興味深い。

スターリンサルサが大好きで顔も話し方も好きで、しかも相手も自分が好き、なんて人、いるわけないしそんなの気持ち悪い。


ところで彼の父方の故郷は北海道なのだそうだ。
連れてって、と言ったら、そのうちな、と言ってくれた。それだけで嬉しい。