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１０月２日、父が死んだ。
死ぬ直前の方が悲しかった。いろいろ後悔したり。もっと会いに行けばよかったなとか、冷たくしちゃったかなとか。
でも、そう思った時にはもう昏睡状態で、口をきくことができなかったので、とりあえず病院のベッドに寝ている父に話しかけたりした。そういうの、意識なくてもわかるって聞いたから。それを信じて。
そんで、もう今日か明日か、って時に、私はまたもや飲んでた。飲んだ日に死んだ。一応間最期には間に合ったけど。家でおとなしくしてればよかった。
まー氏にはこっぴどく叱られた。叱ってくれる人は他にいないから、大事にしなきゃ、って前にも書いただろうか。忘れた。
彼は昨日寂しい寂しいとしきりに言っていた。私がことごとく裏切るからだろう。ごめんなさい。ごめんなさい。
それから、酒のせいで友達が一人いなくなった予感。
しかたないね。自業自得。

父親は酒に救われ殺された。
寂しかったんだろうなぁ。死んで、楽になったんじゃないかと、今は思っている。
葬式はやらないそうだ。父は生活保護で暮らしていたから、余裕がない。かわいそうかもしれないけどしかたがない。土曜日に火葬場に行く。エバグリ行けないね。
お骨はしばらく私の家で預かって、埼玉にあるお墓に入るらしい。少し片付けないと、スペースがない。

一昨日、父の住んでいたアパートに遺品を取りに行ったら、私の成人式の写真がきちんとしまってあった。そういえば、しきりに欲しがっていた気がする。私は気に入った写真ではなかったので渡したんだ。一人娘だものね。手元においておきたかったんだろうね。

MJQのアルバムを何度も何度も聴いている。

Unplugged Punk