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行ってきた。おばあちゃんち。
母親と行くとタダだし、たまには会わないとね。83歳だってもう。
その割には若いんだよね、うちのおばあちゃん。
着いてメシ喰い終えると、一睡もしていなかった（コロンボとか観ちゃって）私は、わざわざ群馬に行ったのにほとんどの時間を寝て過ごしてしまった。あぁ。
うちのおばあちゃんは、あの世代では珍しいのだろうか、勉強が大好きな、授業は聞き逃さない娘だったらしい。今でも読書が大好きで、私に小説を書けとよく言う。無理。文才ないからね。
本当は自分が小説家になりたかったんだよね。で、今！本当に書こうとしているらしい。
戦争の時代を生きてきた人だから、事実を元に、壮大な物語を書くつもりらしく、もう筋はバッチリ決まってるんだけど、会話の部分が難しいと言っていた。書き終えたら是非読んでみたいと思った。
戦時中は、今の北朝鮮にいたんだって。亡くなったおじいちゃんは警察官だったらしい。今日初めて知った。ずっと電気屋だったのかと思った。
38度線までの道のりの話なども聞いた。朝鮮から逃げて韓国に入るまでね。
一人子供を亡くしていたんだって。60年経った今でも昨日のことのように覚えているんだって。悲しい話。お母さんにはお姉さんがいたんだね、ほんとは。

私が3歳の頃の声を録音したカセットテープを持って帰ってきた。笑える。

地元に着いて、母親、母親の彼（もう旦那）、まー氏、私の4人でスシを喰った。うまかったー。
おうちに帰ってから上野で買った駅弁と、パン喰って、吐いた。
駅弁！高崎名物だるま弁当が欲しかったのに車内販売でもう売り切れだったんだ・・・
群馬に行った時の楽しみ（まー氏も待ち焦がれていた）なのに。

寒かった。雪降ってたよ、あっちは。